コラム
愛犬のおしっこの異常でわかる病気とは
こんにちは。
大田区北千束・洗足・上池台・長原・旗の台エリアで動物病院をお探しの皆さま、「北千束動物病院」です。
一緒に暮らすワンちゃんのおしっこは、健康状態をはかるバロメーターの役割をしています。
見た目でわかるおしっこの色や匂い、回数などで、ワンちゃんの健康状態を確認できるのです。
今回は、ワンちゃんのおしっこの異常でわかる病気についてお話しします。
私たち人間と同様に、犬のおしっこは、からだのなかの水分を調節しながら、老廃物を外に排出しています。
多少の違いはあるものの、健康なおしっこは、透き通った薄い黄色をしており、匂いも強くないのが特長です。
また、おしっこの回数は、マーキングを除いて1日2回から3回が正常といえます。
おしっこの色や回数、量や匂いが異常の場合は、飼い主さまが気づかないうちに発症している病気のサインかもしれません。
たとえば、1回のおしっこの量が少ない、もしくはなかなか出ない場合は、膀胱炎や尿路結石が疑われます。
一日に何度も水を飲んで、大量のおしっこをする場合は、腎臓に異常がある可能性が高いといえるでしょう。
特に、犬の腎臓病は、一度発症すると完治が難しく、進行すると命の危険を伴う病気のひとつです。
ワンちゃんに、このような症状が見られたら、すぐに動物病院で診察してもらってください。
犬は、加齢によって泌尿器に関連する病気を発症する割合が高まります。
おしっこの異常に早く気づいてあげると、症状のわかりにくい病気の予防や早期発見の効果が期待できます。
しかしなかには、「うちのこ、家のなかではおしっこをしないから」と、色や量を確認できないケースも少なくありません。
一年に一度のワクチン接種やフィラリア予防の際に、動物病院で尿検査してもらうとよいでしょう。
普段から、ワンちゃんのおしっこの回数や色、量などの状態を確認しておくと、万が一の異常を判断する目安になります。
おしっこの異常には、ワンちゃんの様子では判断できない重篤な病気が隠されている可能性があります。
一緒に暮らす飼い主さまにしかわからないおしっこの変化に、いち早く気づいてあげてください。
北千束動物病院では、飼い主さまにワンちゃんの様子を伺いながら診察と治療を行います。
ワンちゃんに負担のない優しい検査方法で診療しておりますので、安心してお任せください。
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